7年待った上田作品最新作『人喰いの大鷲トリコ』は少年と怪物による友情の物語。クリア後ネタバレなし雑感。  ~ ゲーム好きの戯言ブログ

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7年待った上田作品最新作『人喰いの大鷲トリコ』は少年と怪物による友情の物語。クリア後ネタバレなし雑感。

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『人喰いの大鷲トリコ』公式サイト

期待値が高すぎた感は否めないが、それでも満足は出来ました。
まず『人喰いの大鷲トリコ』はE3 2009で発表されたわけだが、その前にリーク映像があった。
そのリーク映像を見た瞬間、何故か分からないが涙が出たのを今でも覚えている。
正式に発表されたE3 2009、そこからのぐだぐだ感ともう発売されないのかなと脳裏を過る事幾多。
発表から7年の時を経て無事に発売された事に感謝したい。

上田作品は『ICO』はやり込んだが、『ワンダと巨像』を中途半端にしかプレイしていないので『ICO』との比較となってしまう。
『ICO』に雰囲気はそっくりで、さすが上田作品と思う部分が随所に見受けられた。
『ICO』では少女との協力が重要だったが、本作ではトリコという怪物との協力で先に進めていくことになる。
このトリコの動きがなかなかに厄介で、思ったような行動をなかなかしてくれない。
『ICO』ではスムーズに行路から何から極端なヒント無く分かっていたような記憶だが、本作では本当に迷う場面が幾つか。
それというのもトリコに乗る事により全く別の場所へ飛んでいかないといけない場所などが存在し、その存在が見つけ難い。
基本的には一定のエリアを散策する事になるのでじっくり探し回れば抜け道は自ずと見つかる(と思う)のだが、次へ次へとせかせかしてしまう正確なので若干ストレスになる部分でもあった。

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ただ、それを補って余りある程にトリコの存在が癒やしをくれる。
上田作品の持つ世界観にトリコの存在、トリコの動きが本当に実在する生き物のように思える程に豊かでリアル。
気まぐれなトリコ、何かに怯えるトリコ、興奮するトリコ、酔うトリコ、傷つくトリコ、何から何まで愛おしく感じてしまうのだ。
トリコの動きは個人的には猫のように感じた。
この気持ちは『ICO』の時のような対人では無い、動物だからこそ得られたものだろう。
これらの動きをPS3時代にやろうとしていたのだ、そりゃ何年も開発が遅れるだろうなと思った。
PS3時代にどのような葛藤の中開発をしていたのか、もし上田さんに聴ける機会があれば聞いてみたいところである。

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総評としては今一歩、もう一歩満たしてほしかった。
ストーリーも終盤になるにつれ、こういった方面にいくのかー…と思った部分もある。
前述しているトリコとの連携がおざなりになってしまう部分や親切心かヘルプのようなものが終盤まで何度も出てくるのも没入したい気持ちを邪魔する。
多くを望み過ぎるのは酷かもしれないが、本作はもう少し何とか出来たのではないかと思う。
しかし、発表時の感動を超えるものでは無かったが、十分に楽しませてもらったのも確か。
『ICO』の雰囲気を楽しめた人にはオススメできるし、トレーラーなどを見て面白そうと思ったりトリコを可愛いと思った人にも。
上田さんの次回作にも期待を持ちたい。

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海外限定版についてくるトリコのスタチュー欲しいな…




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[ 2017/01/02 21:43 ] ゲームレビュー | TB(0) | CM(0)
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