『ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔』公式サイト
この記事は ティアーズ・トゥ・ティアラII ブロガーデモンストレーションに参加して掲載されています。本企画への参加および記事掲載に対する金銭の報酬はありませんが、おみやげを受領しています。また記事用に配布された画像素材を用いて作成されています。なお事実誤認の修正ならびにこの文章の掲載以外、メーカー等から記事の内容への関与は一切ありません。
アクアプラスより2013年10月24日発売予定の『ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔』(PS3)。
本作のブロガー先行体験会に参加させていただきました!
個人的にシリーズ自体に興味はあり色々と情報を漁ってたりはしましたが、実際のゲームは未プレイ。
外伝に関しては買ってはいるものの積み中という何とも微妙な感じの為その辺はご理解いただけたらと。
本作はPCで発売された『Tears to Tiara』のリメイクとなるPS3タイトル『ティアーズ・トゥ・ティアラ 花冠の大地』、それに続く『ティアーズ・トゥ・ティアラ外伝 -アヴァロンの謎-』のシリーズ最新作となります。
その為これまでのシリーズを知っていないと楽しめないんじゃないかと思ってしまう人も多いと思いますが、知っていればより楽しめるような作りでシリーズを知らない人でも十分楽しめる仕様になっているそうです。
この辺は自分も含め、ナンバリングタイトルには付いてまわることだと思うので知れて良かった。
【ストーリー】
失われた女神と覇王の物語
神聖帝国の苛酷な支配に苦しむ、属州ヒスパニア。
その片田舎にある村で、ハミルは帝国の労役にかり出される毎日を送っていた。
彼はヒスパニア王家の末裔だったが、その家も今は滅び去り、見る影もない。
帝国軍の暴虐と、貧しく疲れ切った人々を目の当たりにして、
無力感にうちひしがれる彼の前に、ある日、不思議な少女が現れる。
彼女の名はタルト。
自らを戦女神だと言い張り、帝国との戦いを呼びかけるタルトを、
ハミルは取り合わず、遠ざけてしまう。
だが、そのタルトが帝国軍にさらわれたことで、
ハミルはヒスパニアの反乱へと巻き込まれていく……。
早速アクアプラスの社長であり、本作のプロデューサーでもある下川直哉氏からのプレゼン。
まずは本作のオープニングを実機を用いてHD画質で見せてくれました。
今回のオープニングは前作とスタジオも違ったこともあり、前作はグラデーションをベースにしたアニメーションになっていたものが一般的なアニメ塗りにシフトしており、一般受けしやすいものになっているとのことです。
アクアプラスのスタッフもアニメーションスタジオと深く関わることにより、これまでの作品以上のクオリティが見て取れるのではないでしょうか。
正直このままアニメ化されてもいいですよね、一度アニメ化されているシリーズですし。
ここで前作から大幅に変わっている部分。
・シミュレーションパートのキャラの等身をリアルからデフォルメへ変更
・マップに関してよりフォトリアルな感じになっている
・ユニットを収納できる馬車の役割を果たす『象車(クアトリガ)』の登場以上の3点が特に前作のゲーム内容から変更されている部分と思われます。
■シミュレーションパートのキャラの等身をリアルからデフォルメへ変更アクアプラスは絵師の良さをアピールする部分が強いメーカーの為、2D絵でイメージを持ち3Dのゲーム部分ではデフォルメキャラの可愛らしさとマップの見栄えを考え今回の仕様にした。
全体的にマップを引いて見た時にデフォルメの方がキャラクターの厚みがあり、リアルの時のような棒状になる現象を避けている。
前作 |
本作 |
■マップに関してよりフォトリアルな感じになっているフォトリアルになったマップ、それに対し3Dキャラクターはポップな感じを織り交ぜ見せていっている。
人によっては上記の対応をどうだろうという人もいるかもしれないが、これは全て意図してやっていること。
今回高低差を組み込んでいるが、それによる戦略が大幅に変わることは無く複雑な内容ではない。
ステージの見た目的には高低差を織り交ぜているが、変化としては射程の範囲などのみである。
高いところにいる相手には弓や魔法しか届かないというちょっとした戦略性はあるとのことです。
下川氏としては数あるシミュレーションRPGというジャンルの中で、一つの理想系に近づけたと思っていると自信を見せていただけました。
■ユニットを収納できる馬車の役割を果たす『象車(クアトリガ)』の登場今回のゲーム部分で肝となる部分が象車、所謂馬車と同じような役割となっている。
この中にはユニットを収めることが出来、敵はこの象車を最優先で攻撃するように設定されています。
その為戦場から離しすぎていると、安全ではあるが戦略的には象車の特性を活かせない為、この辺はプレイヤースキルが必要となりそう。
象車が倒されると、中に収まっているユニットは全て死亡扱いになる為、クリアランクは大幅に下がるとのことでトロフィーなど気にしている人に関しては死活問題になりそうです。
上記3点の他にも新要素は存在するようですが答えられる段階では無いそうなので、この辺は今後のメディアからの情報を楽しみに待つしか無さそうです。
■前作との繋がりに関して冒頭でも少し触れましたが、前作との繋がりに関しての詳しい説明。
前作との繋がりは『2』とナンバリングで表されているが、前作とは全く別物。
同社の『ホワイトアルバム2』などと同じで、前作をプレイしているとちょっと楽しめる内容になっているがプレイしていなくても十分楽しめる内容になっているそうです。
前作をプレイした人に楽しめる内容としては、前作に出てきたキャラクターが登場するなどを用意しているとのことでシリーズを楽しんだ人としてはどのようなキャラがどのような形で登場するのか楽しみにしていて下さい。
個人的に話を伺ったりプレイしてみたりした感想としては、とてもプレイしやすいゲームだと思う。
難易度の変更はどのタイミングでも可能、更に巻き戻しで自分の好きなターンまで最大20ターンまで戻せる。
ここまで出来て難しいという人は恐らく根本的にシミュレーションRPGが苦手とかそういったのとは別次元の問題があると思うのです。
さらにこの辺りの機能を多様したところでクリアランクに支障は無い(一部トロフィー要素に関してはあるみたいだけど)為、気に入らなかったら巻き戻しといったある意味チート行為も出来る仕様となっている。
この辺はストーリーのファンの方にストレスなく楽に進めるようにした措置だったような気がしますが、本格的にやりたい人は一切使わないという縛りプレイをすればいいわけですし個人的にはグッジョブな仕様だと思います。
初回生産分に含まれるダウンロードコードは同社のゲーム『うたわれるもの』に出てくる『アルルゥ』がプレイキャラクターとして使えるんですが、このアルルゥが強キャラのようなので気になっている人は是非とも確実に手に入れた方がいいと思います。
その他にも作品こそ言えませんが、ダウンロードコンテンツとして別作品からの参戦も決定しているようです。
こういった楽しみはキャラクター色の強いアクアプラスだからこそだと思うので、是非ともエクストラステージなんかも用意して欲しかったんですがそれは無理そう…だけど、発売後に思った要望など溜め込まずに伝えれば何かしらの行動は起こしてくれるかもしれないよ!
発売日前には製品版への引継ぎ可能な体験版も配信予定とのことなので、気になっている人はそれを待ちましょう。
ただ、待っている間に数量限定版が買えなくなっていたとしても責任は持てません。
通常版と同価格にて設定資料集やミニサントラCDが付く数量限定版はとてもお得に感じます。
そんな自分がまだ色々と迷っているところなので強くは言えないんですけどね!
Part2では質疑応答をメインに書きます。
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