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新型コロナの影響で『鉄拳』新作を制作するレベルの改修を行っていた―『鉄拳7』原田プロデューサーが激動の2020年を振り返る | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト
――ユーザーにとっても切実な要望ですが、開発者側からしてもゲームの根本に関わる要望なので、ものすごく大変なことに取り組まれていたんですね。さらにコロナの感染拡大によって、開発作業にも多くの影響があるなかでやらなければいけないのが想像されます。
原田ハードでした。他のゲームってそういうことをやっていないじゃないですか。ネットワークに関して、シリーズの途中でそこまでの大改修をやった例はほぼないのではないでしょうか。
パッチを当ててというレベルではなくて、根本の処理の見直しが入るからです。また、おっしゃる通りコロナ禍でそれをやろうとしても、テストができないという問題もあり……。
コロナ禍以前であれば「ここまでできたから、テストでアメリカに機材を持って行って、カリフォルニアのホテルとニューヨークのホテルでネットワーク対戦だ!」ってチェックしていたんですけど、今はそう簡単に渡航できる状況ではないので。
――まさかそんな問題があったとは……。
原田渡航できないどころか、出社すらも問題がありました。出社して社内の関係者だけでもネットワーク対戦をやろうとも思いましたが、やはりこの状況でデバッガーを20人くらい集めてテストというのも簡単にはできませんでした。
――この時期だと、たくさんで集まってテストするのも困難ですね。
原田そうなんですよ。「じゃあ自宅から繋ぐ?」といっても「開発中の新しいビルドですよね?」ということになって。 世に出していないビルドを社外に持ち出したうえで、外部の回線からテストって、セキュリティ問題はどうするんだ?と。
他にも、ものすごくいろんな課題が降ってきて「なんなんだこれは!」と。ちょっと前振りが長くなりましたけど、要はそういう状況でコミュニティも困っていたし、僕らも解決すべき問題が大きくて。本当……(少し間を置いて)本当に、そういう意味で、影響があったかと言われると、ありましたよ。方針からやることまで全部ガラッと変わりましたね。
――あらためてなんですが、原田さんが他のメディアで語られていることも含めて、『鉄拳7』チームの皆さんは前例のない道を進んでいるようにも見えます。
原田そうですね。だから販売本数のペースが落ちないのかなと。販売本数って会社にとって一番わかりやすいバロメーターじゃないですか。このあいだ600万本達成の発表をしたんですが、その後もペースが落ちずにもうすぐ700万本を達成しそうなんです。
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